ABYSSINIAN (アビシニアン)



歴史

アビシニアンの歴史はとても古く、古代エジプト文明まで遡ります。古代エジプト文明時代パピルス紙をネズミがかじる為、それを守る為エジプシャン マウ(リビア山猫)が家畜化された事から始まります。その起源は約5000年の歴史を持ちます。エジプシャンマウのSpot遺伝子は、累代交配して行くとタビー遺伝子を壊す(ティックドタビー)に成り易く家畜化されたマウ達の中で出来た種だと考えられます。あのクレオパトラがこよなく愛した猫だとの伝説も、あながち伝説では無いと考えられるのは、Spotの猫が大半を占める時代背景の中、Spotが無い猫が生まれる事は珍しく、この時代でもレアな物は珍重する様に、当時非常に珍しい毛色を持っていた為、王族に謙譲されたと思われます。1871年クリスタルパレスショーではTop10に入る事が出来、又当時の猫の遺伝子研究対象にもされたそうです。

 

特徴

アビシニアンの特徴は何と言ってもまず人々を魅了する燃える様な赤さととても綺麗なアーモンドアイが魅力的です。そして、各顔の部位は全て流線型で頭・耳の先端・(横顔の鼻の緩やかなカーブ)・口頭部の緩やかなカーブが特徴です。

それは、全てに癖が無くとても綺麗で又、アビシニアンは手の大きさが小さくつま先立ちした様なな容貌からとても洗練された猫種だと言えましょう。又、注意するべき事はアビシニアンはダイリュートキャリアとしてブルー・フォーンから生まれた子猫は369875-12356と言うように「36」から始まり、ブルー・フォーンが無い遺伝子は385697-66578という様に「38」から始まる様に暗黙の了解で、ナンバーを変える様に出来ているのです。更にこの事実で、ブルー・フォーン遺伝子が出来た背景には、よりスタンダードに近づける為オリエンタルショートヘアーを異種交配してしまい、この様な現象が起こりました。この様な事が起こった為危惧したTOPブリーダーは36ナンバー猫との掛け合わせをせずダイリュート遺伝子を持たない猫だけをブリーディングしております。当方も又その1ブリーダーです。

 

飼い易さはそう難しいものではないのですが、ここ18年でアビシニアンの形体・概観が大きく変化しました。それがたった15年で激変したのはより派手にする為。無知なブリーダーがオリエンタルショートヘアーを異種交配してしまい、結果、見た目は派手にはなったのですが、元々スタンダードに近かったアビシニアンが崩れてしまい、本来ルディー・レッド2色のみのカラーがブルー・フォーンを発生させ、それによって近親交配による致死遺伝子の自然淘汰はリセットされてしまいました。自然淘汰されるべき虚弱体質の仔猫が産まれ今、まさにその時期に来たのだと考えられます。当方のアビシニアンに限り、ブルー・フォーンの遺伝子は一切入っておらず、とても綺麗なコートカラーを作り出しております。