CAT'S IDEOLOGY


私にとって猫は人生に置ける重要な割合を占める程重要な存在です。

何故なら幼少の折どの動物と違いしなやかな体・軽やかな身のこなし・他の動物に無い目の美しさ、どれを取っても私を魅了する者でした。

 

猫科の動物全般は肉食で、獲物を捕らえる為に進化し続けて来た正に芸術作品と言えるでしょう。 その中で、今問題視されているのが猫に対する常識だと思います。 Cat Showを批判する訳ではないのですが、仕組み的にタイトル順にするとチャンピオン(CH)・グランドチャンピオン(GC)リージョナルウィナー(GC RW)となります。その固体がとても良ければ直ぐにグランドチャンピオン(GC)まで行けるのですが、余りコンディション、猫のタイプが良くないとグランドチャンピオン(GC)リージョナルウィナー(GC RW)を目指して何度も出して猫を疲弊させストレスを溜めて挙句の果ては病気発祥という事が多々起こります。 全てのブリーダーがそうではないのですが、9割を越すブリーダーが無知な知識の元、適当なブリーディング・薬剤投与により多くの犠牲が出ているのは確かなことです。 私はアンチキャットショー人間では有りません。只、無知が引き起こす疲弊した猫をショーに出しその猫に無理な負担が掛かってしまい、思わぬ惨事を引き起こす事を懸念している訳です。ショーに出される方はあくまでも持ち猫のコンディション・ケアーを万全にして出す事が一番良いと思います。

 

欧米に比べ猫に対する健康管理・ブリーディングの認識が薄い為、ネット上での取引でも事故や揉め事が多発している中、アメリカに渡りブリーディングに対する基礎知識を学ばなければならないでしょう。

 

遺伝的な基礎知識

猫の遺伝学は猫を対象とした研究者が殆ど居ない状態で他の動物の遺伝子学から比べて100~200年遅れている事も事実です。私にとってもブリーディング年数20年経った今でも毎日が発見、勉強させられる事が多々有ります。
その中でとても多いのは無知な為、早く良い子猫を作出する為母系遺伝子交配をしてしまう又、管理し切れず母系遺伝交配を偶発的にしてしまうブリーダーが多い事です。ブリーディングの基礎として考えなければならないのは生まれて来る子猫の遺伝子率の問題です。父系遺伝子が20%母系遺伝子が80%と言うごく当たり前な事を認識せずブリーディングする事です。先ず、遺伝子率の問題で、一番怖いのは母系遺伝子の多重交配です。母系遺伝子が繋がっている者同士が交わると1回の交配で遺伝子率160%を超えてしまい、その猫の特徴はスタンダード道理になりますが、長所短所を色濃く受け継ぐ為虚弱体質に成り易く骨格異常や内臓器系統の異常(致死遺伝子の上昇)が多発する事になります。
それに対し父系遺伝子交配は極端な話父子交配においても20%+20%なので40%にしかならないので弱体化を防ぎ効率よく良いタイプの猫が作出出来ます。
又、純血種の猫は色々な猫の交配の中偶発的に出来る顕著な特徴を持った猫が少ない頭数の中厳密なブリーディングプログラムを組み父系遺伝子を主に掛け合わせ新種が公認されていきます。私がブリーダーを目指し猫について勉強し始めた頃オシキャット・ノルウェージャンフォレストキャットが未だマイナーで滅多に見る事が少なかった1989年当時のオシキャット・ノルはファーストGCの20代血統書を見てみると、ファーストGCにった雄猫が掛け合わせの雄に全て入ってる事が当たり前でした。当時父系遺伝子率を知らない私はそれが愚かな行為だと思ってしまいましたが、遺伝子率の交配プログラムを知る事で全てが納得できました。長年に渡りブリーディングをして行くと、どうしても血縁関係は濃くなって行きますこれはどうにも回避出来ない現実に成って行きます。その中で歴史の古い猫種は遺伝子率が160%380%を超えても種を保存して行ける様に成りました。
それは、長い年月を掛けて遺伝子率の高さで虚弱になった猫種は自然に淘汰される事になったのです。

 

遺伝子の怖さ

その中で強い遺伝子を持ち生き残った猫種が「真実の純血種」と言える猫種と言えるでしょう。しかし、欧米でも全てが正しいとは言えずCFA・TICA(日本・世界の2大愛猫団体)でもブリードカウンセルと言う組織が在りますが、その組織のTopになる人又はそれを取り囲む人間によって以前に決められたスタンダートに近くする為、多種交配を試みてその上その致死遺伝子をリセットしてしまう傾向に有るのも確かです。現在の日本におけるブリーダー・ジャッジを名乗る人達でもこの知識を知る方は極少数だと思います。猫の世界は主婦層が多くそれに対するプロが少なくキャットショーでも若い芽を摘んでしまう傾向が多いからです。
私の履歴の中にCFAで有らぬ罪を着せられた為脱退と有りますが、私が審査員をしていた頃の思い出を此処に書いて見ます。在る出陳者がブルーのグランドチャンピオンアビシニアンを出していていても私はそのブルーのアビシニアンをファイナル(全ての猫種のベストテン)には一度も選出しませんでした。私が出陳者時代はそこで選出されなくても自分のブリーディングした猫が選出されなくともそのジャッジの好み・又は政治的な金銭の絡む事情も有った様なので抗議はした事無し又は、ジャッジに対する抗議は行けない事だとCFAショールールにも定めらているので抗議はした事がありませんでした。しかし、そのブリーダーはエレベーターで居合わせた時に猛抗議で「何故私の猫が入らないの!!貴方頭可笑しいんじゃないの!!」との事。すかさず私は「貴方の勉強不足でその子が可哀想な思いをしているのは無いですか?」と話しました。

 

此処で極めたとは思っては行けない事

実際、アビシニアン一つを取ってもブルー・フォーンは私が生まれた頃~16歳(1987年)までは在り得ないカラーで、フォーンはレッドのダイリュートカラー(パステル系)・ブルーはラディーのダイリュートカラー(表面はブルーでもアンダーコートは暖かいクリームで無くてはいけないからー)で私が認めないその子はアンダーコートが真っ白(ブルーシルバーと言うアビシニアンでは認められていないカラー)でした。これは、アビシニアンにとって重要な失格事項でした。
しかし、その事実を知らないでトップブリーダーだと自覚しているのはかなり勉強不足と言えるでしょう。事実アビシニアンはダイリュートキャリアとしてブルー・フォーンから生まれた子猫は369875-12356と言うように「36」から始まり、ブルー・フォーンが無い遺伝子は385697-66578という様に「38」から始まる様に暗黙の了解でナンバーを変える様に出来ているのです。更にこの事実でブルー・フォーン遺伝子が出来た背景にはよりスタンダードに近づける為オリエンタルショートヘアーを異種交配してしまい、出来たブリードカウンセルメンバーや代表が居ればナンバーの区別を付けて管理する事が出来ますが、それが出来ないブリードカウンセルがアメリカでも70%有ると思ってください。

 

日本のブリーダー業・仲介サイト・動物取り扱い責任者業務について

現在、仲介サイト・動物取り扱い責任者業務と言う業務は100%安全か?と言ったら限が無い程穴が有りその資格を獲るのは安易なものです。
私が小耳に挟む事は、「ブリーダーとの契約をしてキャッテリー訪問」をしていると表記しているのにも関わらず、実際は契約書も交わさずキャッテリー訪問は最初の一回のみと言うサイトで有ると言う事実これでは買われたオーナーも信用して購入したのに・・・・。と言う事やサイトでのアフターケアーも無しと言うサイトや、「パピーミルは断固反対」と謳ってパピーミルを中心に仲介するサイトが殆どです。又、問題が出ると「私達は素人なので良く分かりません」と開き直ってる業者。一銭でも料金が発生する場合それはプロの証なので、責任を持って対処すべきだと私は思います。その様な現状を見過ごして置くとそれで通してしまう業者が多いので気を付けて購入先を充分検討して下さい。

 

猫を飼うオーナーとブリーダーの今後

猫をPet(家族の一員)として購入される側は、それぞれの好み・タイプが有ります。人が恋をするのに十人十色で好みがある様に猫に対する好みも違います。
私が一番大切な事と感じるのは購入される人の好みを重要視してその人の要望に最も近い猫をお渡しする事だと思っています。ブリーダーの好みを押し付け無理強いはしないよう心掛けます。ましてや里親に行く事はその家庭の「家族」になる事なので購入する方の好みに口出しして「この子の方が良い子です。」とは言えません。又、当方では、常にオーナーとの結び付きを重視しますので、購入後も末永くお付き合いしております。又、最近良く耳にするのは、「獣医師は金銭所儀者なので、獣医師にはかからない様に」等と言うブリーダーが急増しております。ブリーダーはあくまでも獣医師では有りません。
獣医師免許を持つブリーダーなら兎も角獣医師ではないのに病理学が判る訳ではないのでその様なブリーダーから飼う事はお勧めいたしません。
当方は獣医師とコミニュケーションを取り健康診断・ワクチン接種をきっちりしてからオーナー様へお渡ししております。只獣医師の中には「金銭所儀者」無学の為多くの検査をさせ院内感染・症状を悪化させてしまう獣医師も居るので気をつけましょう。